御挨拶

御挨拶

写真 日頃より皆様方には格別のご愛顧を承り、厚く御礼申し上げます。
私たちは、不動産仲介業の永年の経験を通じて仲介業はオーナー様が居られて初めて成り立つ業種だということを痛感しました。
仲介会社の立場からすれば、お客様にアピールしやすい、また物件決定から契約に至る迄がスピード感を持って出来るというのが、お勧めがいもあり、嬉しくもありましたし、多少のマイナス点はアピールできる大きさに比例して無くなっていきます。
過去の経験からは、オーナー様と内覧時は連絡が取れたものの、その後連絡が取れず、仕方なく他の物件に変えて頂いたことや、中には1番のおススメ物件が、管理会社と連絡が取れず、その後他の仲介会社にて他の物件で契約されたこともありました。
こういった機会損失を極限まで少なく、またリスクも極限まで低く、いかに高付加価値をつけて行く事は大変難しいことではありますが、いずれも向上させることが私たちの使命ですので、どうぞ御提案を一度お聞き下さい。
また私たちの管理料については物件の管理内容により、異なりますので、物件を拝見させて頂いた後にお見積りを作成させて頂きます。
現在、私たち賃貸住宅業界を取り巻く環境は複雑・混迷化を深めています。
一時は隆盛を誇った政府からの大阪府民泊特区指定により、空室物件が単身者用物件を中心として一気になだれ込むよう業態転換していきました。
が、コロナ禍におけるインバウンドの壊滅により民泊業界には一気に冷え込み、民泊を脱し賃貸住宅業界に復帰する物件も多々あります。
民泊の為に投資した家具・家電用品の費用を回収出来ないため、物件自体を売りに出しているオーナー様もたくさんおられます。
少子高齢化が叫ばれて久しい中、少子化率は若干持ち直しつつあるものの、世帯数は下降の一途をたどり、しかもその下降を下支えしているのは、単身高齢者世帯という構図です。
賃貸住宅業界の一部であるサブリース業は、大手は順調に推移しているものの、以前の不正融資問題や、不正設計問題により1,000人単位の人員削減を行うなどイメージ低下は避けられず、単身者向けサブリース物件に於いては、オーナー自身が借上げ賃料の相次ぐ低下にさじを投げ、サブリース契約を破棄し、一般賃貸住宅業界に自ら参入されておられるオーナー様も府下でも増加しています。
また、ファミリー向け物件では入居基準が厳しかった「収入が一定の基準の範囲で、住宅を必要とする方に、家賃の一部を国と大阪府或いは大阪市が補助することにより、家賃負担を軽減して賃貸する住宅、特定優良賃貸住宅」（通称、特優賃）が数年前より契約期間が切れ、一般賃貸住宅業界に参入しております。
まさにこのような混迷した現実を迎えた現在、大きなかじ取りしか効かない巨艦のような超大手・大手管理会社では細やかなかじ取りが効かず、地域密着型の最新のIT設備を利用しながら管理する小型艦のような小型ですが小回りの利く、私たちのような会社がオーナー様と手を携え、最新情報をオーナー様に提供し、現況に対処する以外には、御入居者を増やし、合わせてオーナー様の持つ資産価値向上は非常に難しいと思われます。
本年6月には「賃貸住宅の管理業務等の適正化に関する法律」が成立し、本年末にはサブリース業界に規制が、来年夏前頃には現在のような「仲介業者兼管理会社」という曖昧な商習慣が無くなり、各業態に於いて別個の資格が必要となります。
古くからのオーナー様に於かれては、懇意にされている営業マンの方を指し「仲介業者の〇〇さんに任しているから」というのが、今後は所属する会社により出来なくなる可能性があるということになります。
私たちは、法改正を見据え以前よりその為に準備をしてきた管理会社です。
御入居者様のお困りごと・オーナー様の資産運用のお悩み、引いては相続問題に直面し解決してきた経験を活かし、入居希望者内覧時から退去完了時まで管理会社として問題発生を防ぎ、御入居者様の快適な住まいを提供しつつ、オーナー様への的確な御報告や適切な御提案を図り、オーナー様の大切な不動産資産を最大限に運用出来るよう準備してお待ち致しております。
堺市以南の大阪府下の物件所在地の賃貸不動産仲介会社と連携しオーナー様所有物件への内覧を増やし、また保険会社や家賃保証会社と提携し問題発生を極力最小化しつつ、各種協力会社と連携し美しい物件を維持しつつ、もちろん自社のみでは解決出来ない問題等が万が一発生した場合も各種士業の先生方と協業しながら、解決案を御提案をさせて頂きますので、御安心してご相談下さい。
現在、オーナー自ら管理されて色々お悩みのあるオーナー様、現在物件を他の管理会社様にお任せされておられていながら、お悩みのあるオーナー様も合わせて御相談下さい。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　代表取締役　三垣　誠